新会社設立のご挨拶

          加藤写真
現在、日本の遺跡発掘件数は年にほぼ8000件と言われます。日々発掘される多くの遺物、遺構・・・そのひとつひとつを図面化し、報告書としてまとめていくことは急務です。しかし、実測図作成は、未だ手作業によるところが大きく、莫大な時間と人材を割かねばならないという問題を抱えています。
「図面化をもっと早く行うことができないか。」「発掘整理のコストを下げられないか。」・・・発掘現場のそんなニーズに応え、「株式会社CUBIC」は、遺構・遺物デジタル化支援サービスを行います。

私どもは、自動車部品メーカーのアイシン精機(株)にて、長年にわたり埋蔵文化財業務に携わってきました。従って当社技術は、アイシン精機(株)の自動車部品の品質管理から生まれた、3次元測定技術、画像処理技術を引き継いでいます。これら技術を基盤としたデジタル化で考古学分野への貢献を目指しております。

デジタル図面では、考古学の実測図特有の線や濃淡も、本物さながらに再現します。更に、デジタル化のメリットとして、簡単な操作で平面図、断面図、展開図や配置図等を編集し、デジタル印刷やCD-ROMに保存して増刷を低コストで行うことができること等も挙げられます。

デジタル技術は、これからもさらに、遺構・遺物実測の現場に大きな影響を与え続けることが予想されます。我々株式会社CUBICは、デジタル技術により、発掘整理のさらなる効率化を目指し、現場で使いやすいシステムの開発・改良を続けていきます。