『遺物くんCubic』の特徴

土器・陶磁器・石器などの遺物について、効率的かつ高精度な遺物実測を支援します。

3Dデータを用いて、遺物の正射投影(オルソ)画像を作成、作成した画像を下絵にして、デジタルトレースにより精緻な実測図を描きます。

また、石器の6面展開図、陶磁器の内側染め付け絵の投影図、土器・陶磁器の展開図などの画像処理ができます。

 

『遺物くんCubic』の主な機能

撮影画像の補正

『遺物くんcubic』は、撮影した画像の、正面および内面の正射投影画像、水平展開画像の作成に加え、画像の遠近補正機能を有し、遺物形状に合わせて多様な補正機能があります。

作成した画像を、弊社独自の簡単デジタルトレースするにより実測図面作成の支援を行います。

撮影画像(正面)の正射投影画像作成

通常のカメラ撮影では、被写体の立体度による遠近歪みが生じます。
『遺物くんcubic』は、遠近歪みが生じた画像に、ソフト内で作成する近似3Dデータをラッピングさせ、この近似3Dデータを利用して、画像の遠近歪みを除去、正射投影画像を作成します。(特許出願中)
正面の正射投影.jpg

撮影画像(内面)の正射投影画像作成

『遺物くんcubic』は、内面を傾けて撮影した画像に、ソフト内で作成する近似3Dデータをラッピングさせ、この近似3Dデータを利用して、内面の正射投影画像を作成します。
内面の正射投影.jpg

連続して撮影した画像群から水平展開画像作成

一定の角度ごとに回転させて撮影した画像群から、水平展開画像の作成を行ないます。
展開画像.jpg

遠近補正機能

画像スケールフレーム上のマーカー8点を、マウスでクリックするだけの簡単操作で、撮影画像からオルソ(投影)画像を作成します。

遠近補正前後.jpg

三次元計測データからの6面展開図や断面線の作成

市販の三次元測定機で測定した三次元形状ファイルや、弊社のレーザー測定機で測定した3Dデータ(遺物測定サービス参照)から、から、6面展開画像及び断面画像を作成します。

市販の三次元測定機で測定した三次元形状ファイルを使用

市販の三次元測定機で測定した三次元形状ファイルから、6面展開画像及び断面画像を作成します。

ソフトの中で自在に姿勢を変え、最適な配置図を作ることができます。

遺物展開画像.PNG

CUBICが測定する遺物3D測定データから作成

弊社のレーザー測定機で測定した3Dデータ(遺物測定サービス参照)から、立体形状を生成、6面展開図や断面線を作成します。

生成した立体形状は、ソフトの中で自在に姿勢を変え、最適な配置図を作ることができます。


6面展開図_断面線.jpg

描画機能

  • 簡単デジタルトレース
    トレース方法は、点を追加するだけの簡単トレース。必ず点を通る曲線になります。
    デジタルトレースも操作になれないと意外と難しいものですが、パソコン初心者から熟練者まで、すぐにマスターできます。
  • スムージング線を使用した効率的な図化機能
    ワンクリックで折れ線をスムージング曲線に変換したり、簡単な操作で思い通りの形に編集ができます。
  • 多種多様な線の描画
    多様な線表現(太さ、破線、かすれ線)を、1画面で設定出来るため扱いがとても簡単です。
    太さは0.1mm間隔、破線は実寸若しくは比率で設定でき、かすれ線を使用することで、より手書きに近い描画が出来ます。
  • 遺物実測図描画に特化した様々な機能
    約200種類に及ぶ縄文文様のほかに、記号、スクリーントーンといったライブラリを準備しており、効率的な描画が可能です。
    ユーザー様で作成したライブラリをご使用頂くことも出来ます。
    切り合い、外形線との自動間隔設定など、他にも効率的に描画するための機能が満載です。

器の容積、面積の算出機能

描画した断面線と中心線より、土器・陶磁器の容量を算出できます。

トレースくん同様、面積の計算も非常に簡単です。

デジタルデータ出力機能

  • EPSデータ出力

EPSデータの出力により、デジタル印刷やCD-ROMへの保存が可能です。

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